ショートストーリーコミックのネタ話し その4
ショートストーリー#16話から#20話まで新作5作品を投稿できた区切りとして、振り返ってネタにちなんだ雑文を投稿します。
#16 婦警さつきの二輪安全講話
リンコの高校生時代からの友人で白バイ警官のさつきが再々登場です。二人の不自然な会話から始まるシーン、実は交通安全イベントの屋外会場だったという設定。
上のイベント車両と観客のシーンはグーグル検索した写真を見て描いたのですが、とても面倒でした。
さつきの二輪講座シリーズは他のテーマでも描いてみたいです(^^♪。
#17 オートバイがあるから大丈夫
分かり難かったかも知れませんが、バイク乗りの老婦人は未来のリンコの設定です。顔と背丈を似せて描いたつもりでした。彼女の人生は順風満帆とはいかないようです。
僕自身と僕の周りの人を見た感じでは、人は歳をとるほど幸せ度数が低下していくようです。ある程度の年齢になると未来に希望を持つことが難しい。歳をとってもいつまでも幸せでいたいのは誰もが願うことですが、難しいですね。
#18 もう一度クラブマンに乗って
リンコがバイクショップを取材する話しを考えていて出来たストーリー。
ホンダGB250というどちらかというと平凡な中古バイクにしたほうがオーナーのバイクへの愛情が伝わると考えました。
僕は特にホンダのクラブマンに思い入れはありませんが、名前の響きがいいんですよね。自動車のほうのミニ・クラブマンだったら欲しいなあ。(手が届かないけど)
#19 よみがえるシューペリア
ラストの再生されたオートバイを道で待ち受けるシーンが描きたくてストーリーを作りました。海外のユーチューブ動画でそういうシーンを見て印象に残ったからです。
古いバイク ⇒ ブラフ・シューペリア ⇒ T・E・ロレンスと関連する過程で調べものをするのは楽しい作業でした。物語を作ると雑学が増えますね。
国之は今後もリンコの彼氏候補として登場させたい。
#20 ライフワーク、最後の旅路
男がつぶやいたセリフは手塚治虫の「ブッダ」のラスト付近のセリフです。「ブッダ」は僕にとって特別な漫画です。いつか通しで再読しようと思って、学生時代に買った全巻は今も屋根裏部屋にあります。
僕も以前は画材を担いで写生に出掛けました。景色が良くてトイレがある場所を探すとおのずと公園や観光地で描くことになります。人に見られるのは慣れてましたが、話しかけられるのは困りました。散歩中のお年寄りやわざわざ子供を引っ張ってくるお母さんもいました。「上手ですね」と言われても、自分が素人レベルなことを解っているから嬉しくないし放っておいて欲しかった。とんだひねくれ者です。
こうして振り返ってみると、真面目なストーリーが続きました。作者の気分が反映されているのでしょうか。
コメントやブックマーク、スターをくれる人には感謝しています。
ブログを続けているモチベーションは作品を描き上げたときの達成感ですが、そうは言ってもやっぱり人に読んでもらいたい。今日の記事が過去の作品を読んでもらえるきっかけになれば嬉しいのですが。
新型コロナ災難は状況がどうなるのか未だ予測できませんが、少しづつ希望も見えてきました。みなさん感染対策に万全を尽くしましょう。
また次回お会いしましょう。