オートバイコミックエッセイ描いてるだけ

オートバイのある日常、コミックエッセイ「ちょっとバイクで行ってきます」をゆったり投稿。

こんにちは、静岡県在住、おじさんライダーのくるくるです。 趣味のオートバイや旅を通して感じたことをコミックエッセイに描いています。 ショートストーリーコミックも不定期で投稿中。 更新はマイペースですが、共感してもらえたらまた見に来て下さい。

今日のアートギャラリー(その6 収穫)

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収穫

長女と次女が幼い頃の姿を描いた作品です。油彩を始めて初期の作品なので、今見るといろいろ不出来なところが気になります。

 

奥さんの実家は専業農家で稲作もやっていました。

稲刈りの時期になると休日は家族総出で手伝いました。

子供たちは稲を刈った後の田んぼでイナゴやカエルを見つけて遊んでました。

こう書くと都会の人から「理想的な子育て環境ですねー」とか言われそうですが、現実は穏やかなものじゃなくて、農業の手伝いは強制的で、天気にも振り回されました。平日は会社勤め、休日は農業の日々は正直辛かったです。

時に僕は反発し、奥さんは僕と親の板挟みで心を壊しかけました。この絵はそんな苦い記憶を思い出させます。

コミックエッセイ ボツネタ集(2)

スマホのメモ帳に記録されたまま、日の目を見ることのない残念なボツネタ集の第二弾です。

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ホストファミリーの体験談とセンチメンタルな自転車紀行の話しは、絵を描いているうちにちゃんとした形に残したいと思い直しました。

そんな風にしてコミックエッセイはまだまだ続きそうです。

第71話:行き先は走り出してから決めよう

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オートバイは走らせた方が調子が保てるので、冬でも機会があれば走りに行くようにしています。

昨日はツーリングには絶好の日和でしたが、最近いろいろあって気持ちが沈んでいて、コミックの絵は描く気にならないし、なんか内容もうつ気味になってませんか?

 

清見寺を訪れたのは十数年ぶりです。地方のマイナーなお寺だと思っていたのに外国人観光客が多くて意外でした。山門の下を線路が走っていて、駿河湾が一望できる素敵な場所です。

楽しく愉快なコミックも描いてますので、是非また見に来てくださいね。

第70話:ツーリング事件簿、踏切内のおばあさんを救出せよ

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3年くらい前に経験した事です。いつ電車が来るのかとホント焦りました。あんなに焦ったのは試験会場で便意を覚えたとき以来です。実際はけっこう時間の余裕があったし、転んだ位置からは線路は離れていたから本当に危険だったとはいえません。(だから余計なおせっかいだったのかも)

おばあさんは耳が遠いのか踏切の警告音が聞こえてないみたいだったし、自分がどこを歩いているか分からなかったみたいでした。起こしてあげると丁寧にお礼を言って歩いていきました。自動車の男性はすぐに去ったので顔も見ていません。

 

このエピソードは以前からコミックにしたかったけど、状況描写が難しい気がして保留してました。ボツネタ集2に載せようかと描き始めたところ、ちゃんと描きたくなって仕上げました。(やっぱり状況描写は上手く描けなかったけど・・・)

今日のアートギャラリー(その5 SL公園)

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SL公園

僕は鉄道ファンではありませんが、蒸気機関車の機能的な造形に惹かれます。車両本体は圧力容器そのものですね。外側に信号伝送の圧気配管が這わせてあります。

動力も制御もすべて蒸気なんですね。

オートバイも昔のものは部品の形や位置に必然性があって、見ていて面白いんです。最近の頭で考えたデザインが先行しているようなのは面白味がない。

昔のスタイルを真似たネオクラシックっていうジャンルがでてきたけど、コックピットはオールデジタル表示だったりするんで、何だかなー。

 

この絵は近所にあったSL公園という場所に30号キャンバスを持ち込んで下絵を描きました。現場で描くのって、時間に余裕がないと出来ないけど楽しいです。

絵を描いているんだけど、頭は全然違うことを考えていたり、公園内の井戸端会議を聞いたりしてました。

第69話:バイク通勤と子育て事件簿

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今となっては笑い話です。

奥さんは起きた長女を見ていて学校へ行ったと思い込み、カギをかけて家を出ていたのです。

長女はケガや病気をしない手のかからない子でしたが、こういうポカを時々やらかしました。

職場の門を出たところで担任から携帯にかかってきて、出勤する人の中でバイクに跨って電話していたので、不審に見ている人もいましたが、人目なんか気にしていられなかったです。

コミックエッセイ ボツネタ集(1)

コミックエッセイを描くようになってから、思い付いたネタは忘れないうちにスマホにメモしています。その中からブログに掲載できたものもあれば、いっこうに作品に出来ないネタもあります。

今回はそんな残念なネタをコミック化出来なかった言い訳と一緒に紹介しましょう。

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いつものように2ページ(つまりネタ六つ)描こうとしたけど、さすがボツネタです。絵にすることも難しくて1ページになりました。

この他のボツネタの紹介はまたの機会で。

今日のアートギャラリー(その4)

初めて公募展(市展)に出品した作品です。

以前住んでいた家は、農家だった奥さんの実家の敷地内に建っていて、周囲は畑でした。

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陽だまり

チャボのピヨ(♂)とピーコ(♀)は奥さんが子供動物園から譲ってもらったもので、鳥小屋は僕が日曜大工で作りました。

いつも一緒の仲の良いつがいでした。

休日の昼間は庭に放していることが多かったのですが、これが災いし、ある日ピーコは野良猫に襲われて亡くなりました。残されたピヨは大変寂しがりましたが、数年後に寿命で亡くなりました。

娘は動物の扱いが上手くて、庭にいるチャボを抱きかかえて小屋に戻すこともしていました。

第68話:夫婦でツーリングに憧れて

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オートバイツーリングは僕にとって孤独を楽しむ趣味でもあるので、そこに奥さんが一緒となると、いつか面倒くさくなっていたかも知れません。

僕も奥さんも基本外出と運転が好きなので車でドライブにはよく行きます。タンデムしてオートバイに乗せようとは思いません。

ストーリー上、奥さんをディすってしまいました。ごめんなさい、言い過ぎました。他にも、車の中を物でいっぱいにするとか、ガソリンが空になるまで補給しないとか、いろいろ言いたいことはあるけど、大丈夫もう慣れました。

今日のアートギャラリー(その3)

 先日、渋谷のBunkamura ロマンティックロシア展に行ってきました。

朝開場前に並んだおかげで混雑する前に鑑賞できました。重厚で緻密な写実絵画が好きです。

で、比較にもならないと自覚しつつ昔描いた油彩の第3弾です。

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ホームレッスン

我が家で最強女子の次女です。

あらためて見ると腕が長すぎます。写真を元に下書きするとデッサンが狂うことがよくあります。描いている最中は気付かないんです。

 

奥さんの希望で子供たちには楽器を習わせました。奥さんはネコふんじゃったがピアノで弾ける程度、僕は楽譜すら読めません。身の程知らずにもほどがあります。

そんな家庭環境で上の二人は途中で辞めてしまったけど、頑張り屋の次女は大学受験前までレッスンを続けました。

オートバイの後ろに乗せて教室まで送迎もしました。

先生は若い女性だけど厳しい人で、叱られてよく泣いていました。でも持ち前の対人力で高校生の頃は仲良しになってました。

 

休日にときどき二階からカノンを弾く音が聴こえると懐かしくなります。