今日のアートギャラリー(その6 収穫)
長女と次女が幼い頃の姿を描いた作品です。油彩を始めて初期の作品なので、今見るといろいろ不出来なところが気になります。
奥さんの実家は専業農家で稲作もやっていました。
稲刈りの時期になると休日は家族総出で手伝いました。
子供たちは稲を刈った後の田んぼでイナゴやカエルを見つけて遊んでました。
こう書くと都会の人から「理想的な子育て環境ですねー」とか言われそうですが、現実は穏やかなものじゃなくて、農業の手伝いは強制的で、天気にも振り回されました。平日は会社勤め、休日は農業の日々は正直辛かったです。
時に僕は反発し、奥さんは僕と親の板挟みで心を壊しかけました。この絵はそんな苦い記憶を思い出させます。