第73話:就活祈願ツーリング(熱海来宮神社)
次女が就活でこれほど悩むとは想定外でした。社交的でいろんな事にチャレンジしていて我が子ながら感心していたくらいなので。まー、大丈夫だろうと信じていますが。
それよりも奥さんが職場で3月で契約更新を打ち切られると言われて凹んでいます。こっちは仕方がないかなと、諦め気分です。
そろそろ一家の大黒柱を卒業したいのでみんな頑張ってくれ、僕のために。
第72話:遠い雲の彼方に
ツーリング中にスマホで撮った空の写真を引用しました。
本格的なカメラで撮っている人のブログには及ばないけど、特に気に入っているシーンです。
今回コミックになってないけど、たまにこういう作品もいいかも。
色鉛筆で映画シーンを描くのも楽しかったです。カラフルな作品になりました。
今日のアートギャラリー(その6 収穫)
長女と次女が幼い頃の姿を描いた作品です。油彩を始めて初期の作品なので、今見るといろいろ不出来なところが気になります。
奥さんの実家は専業農家で稲作もやっていました。
稲刈りの時期になると休日は家族総出で手伝いました。
子供たちは稲を刈った後の田んぼでイナゴやカエルを見つけて遊んでました。
こう書くと都会の人から「理想的な子育て環境ですねー」とか言われそうですが、現実は穏やかなものじゃなくて、農業の手伝いは強制的で、天気にも振り回されました。平日は会社勤め、休日は農業の日々は正直辛かったです。
時に僕は反発し、奥さんは僕と親の板挟みで心を壊しかけました。この絵はそんな苦い記憶を思い出させます。
コミックエッセイ ボツネタ集(2)
スマホのメモ帳に記録されたまま、日の目を見ることのない残念なボツネタ集の第二弾です。
ホストファミリーの体験談とセンチメンタルな自転車紀行の話しは、絵を描いているうちにちゃんとした形に残したいと思い直しました。
そんな風にしてコミックエッセイはまだまだ続きそうです。
第70話:ツーリング事件簿、踏切内のおばあさんを救出せよ
3年くらい前に経験した事です。いつ電車が来るのかとホント焦りました。あんなに焦ったのは試験会場で便意を覚えたとき以来です。実際はけっこう時間の余裕があったし、転んだ位置からは線路は離れていたから本当に危険だったとはいえません。(だから余計なおせっかいだったのかも)
おばあさんは耳が遠いのか踏切の警告音が聞こえてないみたいだったし、自分がどこを歩いているか分からなかったみたいでした。起こしてあげると丁寧にお礼を言って歩いていきました。自動車の男性はすぐに去ったので顔も見ていません。
このエピソードは以前からコミックにしたかったけど、状況描写が難しい気がして保留してました。ボツネタ集2に載せようかと描き始めたところ、ちゃんと描きたくなって仕上げました。(やっぱり状況描写は上手く描けなかったけど・・・)
今日のアートギャラリー(その5 SL公園)
僕は鉄道ファンではありませんが、蒸気機関車の機能的な造形に惹かれます。車両本体は圧力容器そのものですね。外側に信号伝送の圧気配管が這わせてあります。
動力も制御もすべて蒸気なんですね。
オートバイも昔のものは部品の形や位置に必然性があって、見ていて面白いんです。最近の頭で考えたデザインが先行しているようなのは面白味がない。
昔のスタイルを真似たネオクラシックっていうジャンルがでてきたけど、コックピットはオールデジタル表示だったりするんで、何だかなー。
この絵は近所にあったSL公園という場所に30号キャンバスを持ち込んで下絵を描きました。現場で描くのって、時間に余裕がないと出来ないけど楽しいです。
絵を描いているんだけど、頭は全然違うことを考えていたり、公園内の井戸端会議を聞いたりしてました。
第69話:バイク通勤と子育て事件簿
今となっては笑い話です。
奥さんは起きた長女を見ていて学校へ行ったと思い込み、カギをかけて家を出ていたのです。
長女はケガや病気をしない手のかからない子でしたが、こういうポカを時々やらかしました。
職場の門を出たところで担任から携帯にかかってきて、出勤する人の中でバイクに跨って電話していたので、不審に見ている人もいましたが、人目なんか気にしていられなかったです。
コミックエッセイ ボツネタ集(1)
コミックエッセイを描くようになってから、思い付いたネタは忘れないうちにスマホにメモしています。その中からブログに掲載できたものもあれば、いっこうに作品に出来ないネタもあります。
今回はそんな残念なネタをコミック化出来なかった言い訳と一緒に紹介しましょう。
いつものように2ページ(つまりネタ六つ)描こうとしたけど、さすがボツネタです。絵にすることも難しくて1ページになりました。
この他のボツネタの紹介はまたの機会で。
今日のアートギャラリー(その4)
初めて公募展(市展)に出品した作品です。
以前住んでいた家は、農家だった奥さんの実家の敷地内に建っていて、周囲は畑でした。
チャボのピヨ(♂)とピーコ(♀)は奥さんが子供動物園から譲ってもらったもので、鳥小屋は僕が日曜大工で作りました。
いつも一緒の仲の良いつがいでした。
休日の昼間は庭に放していることが多かったのですが、これが災いし、ある日ピーコは野良猫に襲われて亡くなりました。残されたピヨは大変寂しがりましたが、数年後に寿命で亡くなりました。
娘は動物の扱いが上手くて、庭にいるチャボを抱きかかえて小屋に戻すこともしていました。