今日のアートギャラリー(その5 SL公園)
僕は鉄道ファンではありませんが、蒸気機関車の機能的な造形に惹かれます。車両本体は圧力容器そのものですね。外側に信号伝送の圧気配管が這わせてあります。
動力も制御もすべて蒸気なんですね。
オートバイも昔のものは部品の形や位置に必然性があって、見ていて面白いんです。最近の頭で考えたデザインが先行しているようなのは面白味がない。
昔のスタイルを真似たネオクラシックっていうジャンルがでてきたけど、コックピットはオールデジタル表示だったりするんで、何だかなー。
この絵は近所にあったSL公園という場所に30号キャンバスを持ち込んで下絵を描きました。現場で描くのって、時間に余裕がないと出来ないけど楽しいです。
絵を描いているんだけど、頭は全然違うことを考えていたり、公園内の井戸端会議を聞いたりしてました。
第69話:バイク通勤と子育て事件簿
今となっては笑い話です。
奥さんは起きた長女を見ていて学校へ行ったと思い込み、カギをかけて家を出ていたのです。
長女はケガや病気をしない手のかからない子でしたが、こういうポカを時々やらかしました。
職場の門を出たところで担任から携帯にかかってきて、出勤する人の中でバイクに跨って電話していたので、不審に見ている人もいましたが、人目なんか気にしていられなかったです。
コミックエッセイ ボツネタ集(1)
コミックエッセイを描くようになってから、思い付いたネタは忘れないうちにスマホにメモしています。その中からブログに掲載できたものもあれば、いっこうに作品に出来ないネタもあります。
今回はそんな残念なネタをコミック化出来なかった言い訳と一緒に紹介しましょう。
いつものように2ページ(つまりネタ六つ)描こうとしたけど、さすがボツネタです。絵にすることも難しくて1ページになりました。
この他のボツネタの紹介はまたの機会で。
今日のアートギャラリー(その4)
初めて公募展(市展)に出品した作品です。
以前住んでいた家は、農家だった奥さんの実家の敷地内に建っていて、周囲は畑でした。
チャボのピヨ(♂)とピーコ(♀)は奥さんが子供動物園から譲ってもらったもので、鳥小屋は僕が日曜大工で作りました。
いつも一緒の仲の良いつがいでした。
休日の昼間は庭に放していることが多かったのですが、これが災いし、ある日ピーコは野良猫に襲われて亡くなりました。残されたピヨは大変寂しがりましたが、数年後に寿命で亡くなりました。
娘は動物の扱いが上手くて、庭にいるチャボを抱きかかえて小屋に戻すこともしていました。
第68話:夫婦でツーリングに憧れて
オートバイツーリングは僕にとって孤独を楽しむ趣味でもあるので、そこに奥さんが一緒となると、いつか面倒くさくなっていたかも知れません。
僕も奥さんも基本外出と運転が好きなので車でドライブにはよく行きます。タンデムしてオートバイに乗せようとは思いません。
ストーリー上、奥さんをディすってしまいました。ごめんなさい、言い過ぎました。他にも、車の中を物でいっぱいにするとか、ガソリンが空になるまで補給しないとか、いろいろ言いたいことはあるけど、大丈夫もう慣れました。
今日のアートギャラリー(その3)
先日、渋谷のBunkamura ロマンティックロシア展に行ってきました。
朝開場前に並んだおかげで混雑する前に鑑賞できました。重厚で緻密な写実絵画が好きです。
で、比較にもならないと自覚しつつ昔描いた油彩の第3弾です。
我が家で最強女子の次女です。
あらためて見ると腕が長すぎます。写真を元に下書きするとデッサンが狂うことがよくあります。描いている最中は気付かないんです。
奥さんの希望で子供たちには楽器を習わせました。奥さんはネコふんじゃったがピアノで弾ける程度、僕は楽譜すら読めません。身の程知らずにもほどがあります。
そんな家庭環境で上の二人は途中で辞めてしまったけど、頑張り屋の次女は大学受験前までレッスンを続けました。
オートバイの後ろに乗せて教室まで送迎もしました。
先生は若い女性だけど厳しい人で、叱られてよく泣いていました。でも持ち前の対人力で高校生の頃は仲良しになってました。
休日にときどき二階からカノンを弾く音が聴こえると懐かしくなります。
第67話:自分をリセットしてくれる場所へ
先日TVで「耳をすませば」をやっていました。
図書館が重要な場面に描かれていて、僕も図書館好きだなー、とか共感しました。
以前住んでいた街の市立図書館は、広くて、落ち着いて本を探したり学習できる、お気に入りの場所でした。今住んでいる街はそういう図書館が無いので少し残念です。
コミックに描いた山は蒲原町の大丸山ハイキングコースの途中にある見晴観音という場所です。久しぶりに行ったら、昔無かった車道が整備されて、すぐ近くまで車で行けるようになっていました。そのせいか登山道の方は廃れていました。
感受性が豊かな若い時に感銘を受けた場所は、その人にとっての特別な場所になります。個人的なパワースポットと書きましたが、もっといい呼び名があるのかも知れませんね。(スピリチュアル用語とかで)
今日のアートギャラリー(その2)
昔描いた絵画作品の第二弾です。どれだけ雲が好きなんだか。
北陸の生家の裏山からの風景。モデルは当時中学生だった長男ですが、少年時代の自分を投影しています。
長男は大学に入ってからロードバイクに夢中になり日本各地を走りました(第51話参照)。この絵はそれを予言していたかどうかは不明。
長年のイメージを形にした作品で、これまでにないくらい入れ込んで描き上げました。
市展の結果はいつも通りの平入選(展示してもらえるだけ)でした。
でも自分の中でやりきった感が半端なくて、これが出品の最後作になりました。
いつか自転車をオートバイに変えた大人バージョンを描いてみたいです。
今日のアートギャラリー その1
全国数十人のブログ読者の皆さん、いつもアクセスありがとうございます。
コミックエッセイ以外のコンテンツとして、アートと言うにはおこがましい絵画作品の掲載を試みました。
今回はその第一弾です。
モデルは当ブログの立ち上げと運営に多大な協力をいただいた長女です。
中学生くらいの時のものです。
今もそうですが、とにかくよく眠る子でした。
夏にソファーでうたた寝している姿を写真に撮って絵にしました。(犯罪性はないと思います)
絵画仲間のご婦人にハトを描いたのはどういう意味なのか訊ねられましたが、手にしている本が「ノアの箱舟」であることから、ハトは夢だと解釈できます。
コミックエッセイに書きましたが(第21話)一時期絵画に熱中していて、市が開催する公募展(いわゆる市展)にF30号(910×727)の油彩をせっせと出品していました。
題材は3人の子供たちが多かったです。
出品の結果は、箸にも棒にも引っかからなかったので美術的価値はゼロです。
あらためて見ると、ど真ん中で横割りした構図は絵画的にはマイナス評価です。
いずれ処分するものなので、こうしてブログの中に残して、少しでも世間に見ていただく機会を作るのも良いかと思いました。
これから不定期に「今日のアートギャラリー」で掲載していくつもりです。
絵の感想などいただければうれしいです。絵画への情熱がまた戻ってくるかも知れませんしね!
今年のブログ更新は終わりです。
皆さん良いお年を。