行く先々で神社があればお詣りしようと走ってみたら、意外と多くて途中から止めてしまいました。看板に神社の由来とか、祭られている神様のことなど書かれてありますが、もともとそれほど興味がないのです。それより春の山や花の景色を見ることが楽しかった。
韮山反射炉を建築したのは幕末に日本にパンを広めたことで地元で「パン祖」と親しまれている江川英龍という人物です。こっちに来た頃、反射炉とパンのイメージがごっちゃになって、江戸時代パンを焼いた大きな窯があるのかと思ってました(反射炉は大砲を鋳造する溶解炉です)。家族に話したら大いに馬鹿にされました。僕の歴史認識はこの程度のお粗末なものでした。